【歯科医師がわかりやすく解説 !】歯周病の自覚症状は?普段からセルフチェックをしよう!
◆歯周病のセルフチェックの大切さ
歯周病は食べカスなどに細菌が繁殖し、プラークとなった箇所から発生する毒素で歯ぐきに炎症などを起こします。
進行すると歯肉が腫れて出血しやすくなり、最終的に歯が抜けてしまうこともある恐ろしい病気ですが、初期段階ではなかなか気づきにくいものです。
以下のチェックリストを確認して、もし症状があった場合は歯科医院で検査を受けるようにしましょう。
◆歯周病【セルフチェックリスト】
1.歯を磨くと歯肉から出血することがある
2.歯肉が赤く腫れることがある
3.歯肉が下がってきて歯が長く見える、歯と歯の間に隙間ができた
4.歯に触れるとぐらついている
5.自分の口臭が気になる
6.食事の際に硬いものを噛むのが難しい
7.朝起きた時に口の中がねばつく
上記の項目に当てはまった人は、歯周病の予備軍、もしくは歯周病が進行している可能性があります。
自分の大切な歯の健康を守るためにも、なるべく早く歯科医院で検査を受けるようにしてください。
◆歯周病の症状とは?通常の歯との比較
歯周病になると、健康な状態の時とはどういう状態の違いが出るのでしょうか。
健康な状態では歯肉はピンク色で引き締まっており、歯を支える歯槽骨や歯根膜がしっかりとした土台の役目を果たしています。
一方で歯周病になった状態の歯は、歯と歯肉の間にプラークという歯周病菌などの最近の塊が固着し、炎症によって歯と歯肉の間に歯周ポケットが生まれ、さらに汚れやプラークが溜まっていきます。
歯を支える歯槽骨も歯周病菌から発生する毒素によって溶けてゆき、歯がぐらつきはじめ、最終的には歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。
◆歯周病が起こりやすい人とは
歯周病は主に40代ごろから増えてくると言われていますが、若い人でも健康状態や日常的なケアの仕方が悪いと歯周病のリスクは高まります。
以下のような特徴のある人は歯周病が起こりやすいと言われているため、特に注意をしてブラッシングなどのケアを行いましょう。
・中年期(40代)以降の方
・歯みがきのやり方が悪い方
・喫煙者
・糖尿病患者
・妊娠中の女性
これらに当てはまり、歯周病の初期症状があると感じた方は、早めに歯科医院で検査するようにしましょう。
歯科医院ではブラッシングの指導も行っているため、長く自分の歯を健康に保つことができます。
◆歯周病かもと思ったら、村上歯科医院へ
チェックリストを確認してみて、「歯周病かな?」と思った方は村上歯科医院へお越しください。
歯肉炎などの歯周病の治療や、日常的な歯のケアについてアドバイスし、長く健康な歯で過ごせるお手伝いをします。