【歯科医師がわかりやすく解説!】虫歯治療についてよくある質問をまとめてみました!
◆どうして虫歯になるのですか?
虫歯の原因となるのが、「プラーク」と呼ばれるかたまりです。
プラークの中には酸を作り出す菌が潜んでおり、この酸によって歯が溶かされた状態が虫歯です。
プラークは、口腔内の細菌と食べ物の中の糖分と結びつくことで蓄積されます。
プラークと糖分は相性抜群です。
そのため、だらだらと食べ続けたり、糖分を多く含む甘いものばかりを食べたりしていると、プラークがどんどん増殖してしまいます。
虫歯にならないためには、生活習慣の改善や歯磨きの仕方を工夫するなど、様々な角度からの対策が大切です。
◆治療後は麻酔が切れるまでどれくらいかかりますか?
虫歯の治療で麻酔をかけた場合、切れるまでかかる時間は大体2〜3時間くらいです。
ただし、深い部分にも麻酔をした場合(親知らずの抜歯など)には、麻酔が切れるまでに3〜5時間くらいかかる場合もあります。
麻酔が効いている間は唇の感覚がありませんので、唇や頬を噛まないように十分注意しましょう。
◆食事は治療後すぐにできますか?
虫歯治療後の食事は、麻酔が切れる2〜3時間後からにしましょう。
虫歯の治療には、多くの場合麻酔を使用することになります。
麻酔が効いている間は感覚が麻痺しているため、普段通り食事をすることができません。
無理に飲食をしてしまうと、唇と噛んでしまったり、飲み物がこぼれてうまく飲めなかったりします。
また、温度が分からないため火傷にも注意が必要です。
麻酔が効いている間は、傷や火傷に気がつかないまま傷口が広がってしまう可能性もあります。
麻酔が切れるまでは、飲食は控え安静にしておきましょう。
◆虫歯は人から人へうつりますか?
虫歯は虫歯菌による感染症ですので、人から人へうつります。
ただし、咳やくしゃみによって感染するものではありません。
虫歯菌の感染源は、唾液によるものです。
食べ物の口移しや同じお皿から食べる、同じ食器を使うなどの理由から、虫歯菌が移動して人の口へ入ることによって感染します。
そのため、普段の生活のどこにでも感染リスクが潜んでいます。
特に同居している家族に虫歯がある場合は、他の家族も感染リスクが高いです。
家族間での感染がほとんどですので、食器を共有しない、口移しでは食べさせないなど、虫歯菌に感染させない環境づくりのほか、虫歯にならないように口の中を清潔に保つことが大切です。
◆歯科治療についてお悩みがあれば村上歯科医院へ
虫歯治療についてよくある質問をまとめご紹介しました。
麻酔が必要となる虫歯治療は、不安な点も多いですよね。
医師と相談して治療についてよく理解したうえで、安心して治療にのぞみましょう。
歯科治療についてお悩みがあれば、東京都板橋区東武練馬の村上歯科医院へご相談ください。