◆C1（保険治療）と（自費治療）の場合

C1とは、エナメル質が溶けて穴があいた状態をさします。

しみたり痛んだりする自覚症状は、ほとんどないのが特徴です。

保険治療も自費治療も、虫歯の部分のみを取り除き、白いプラスチックの詰め物を詰めます。

削る量が少ないため、他の治療に比べて少ない治療回数で済むのがメリットです。

自費治療では、材料に制限がなく時間をかけて治療を行うことができます。

保険治療で行うよりも脱離や変色が少ないので、長期的に美しく機能させることが可能です。

◆C2（保険治療）と（自費治療）の場合

C2は、エナメル質を通り越して象牙質まで虫歯が達している状態です。

象牙質は神経が通っているので、ここまで虫歯がくるとしみたり痛んだりといった自覚症状が出てきます。

虫歯治療としては、最初はC1と同じく虫歯部分を取り除き詰め物をします。

その後、保険治療では金属の詰め物や被せ物で覆うのが一般的です。

自費治療になると、金属アレルギーのリスクが少ないセラミックやジルコニアを使用して、詰め物や被せ物を作製します。

保険治療の銀歯と比べると、本物の歯に近い仕上がりになるだけではなく、二次虫歯のリスクも格段に下がるでしょう。

◆C3（保険治療）と（自費治療）の場合

C3は、虫歯が神経にまで達し、激しい痛みが伴います。

それまでは我慢していたという人も、この痛みに耐えられず受診するというケースが多いでしょう。

C2と違うのは、神経を取り除く根管治療を行い、被せ物を装着するための土台を作製する必要がある点です。

保険治療も自費治療も治療手順は同じですが、自費診療ではより精密な根幹治療を行うことができます。

自費治療であれば、より精密に歯の根の状態を確認することができる機械を使用できるため、保険治療よりも精度の高い治療を行うことが可能です。

◆C4（保険治療）と（自費治療）の場合

C4は、歯がほとんど溶けてなくなっている状態です。

激しい痛みは治まりますが、この状態では抜歯をするしかありません。

保険治療の場合は、抜いた後に入れる歯を入れ歯かブリッジから選ぶことができます。

どちらも費用は安いですが、清掃しやすさ、かみ合わせなどの面では自費治療にはかなわないでしょう。

自費治療になると、インプラントや歯牙移植が可能で、より本物の歯に近いような噛み心地が実現できます。

一人ひとりの口の状態にあわせて、最善の選択肢の中から治療法を選ぶことが可能です。

◆歯科治療についてお悩みがあれば村上歯科医院へ

虫歯で悩んでいる人も、自分では問題ないと思っている人も、定期的な歯科検診をすることで虫歯の早期発見が可能になります。

東京都板橋区の東武練馬で歯科治療についてお悩みの際は、村上歯科医院へご相談ください。