◆保険診療と自由診療の違い

保険診療は、治療に用いる素材や治療方法が保険のルールで決められています。

一方で、自由診療は保険診療で使用できない素材や治療方法も活用できるため、より本人の要望に即した治療が可能です。

日本の治療技術の水準は安定しており、基本的には保険診療の範囲でも充分な治療を受けることができます。

また、自由診療では費用が高額になるといったデメリットもあります。

希望する治療やコスト面を比較して、適切に選択しましょう。

◆保険診療のメリット・デメリット

保険診療は治療費が3割負担で済むなど、費用を抑えた治療をすることができます。

また、日本の医療の水準は世界的にも高く設備も揃っているため、保険診療で定められた素材や治療法の範囲内でも安定したクオリティの治療を受けられるのは大きなメリットと言えます。

しかし希望する素材や治療法がある場合、保険診療では素材や治療方法の範囲が決められているため、自由診療のようにすべてを希望通りの治療内容にするといったことができない点はデメリットです。

また、保険診療で使用される素材によっては歯の寿命に差が生じるケースもあり、時間の経過によって治療した箇所が酸化したり摩耗したりすることも。

その結果、元々の健康な歯との間に隙間ができ、二次カリエス（虫歯の再発）が発生するなどのリスクがあります。

◆自由診療のメリット・デメリット

自由診療は治療に使用する素材や治療方法に制限がなく、オールセラミックやジルコニア、メタルボンドといった素材を口の状態に合わせて使用することができます。

また矯正治療やインプラント、歯周病などの先進の治療も可能です。

また、症状に合わせたより良い素材や治療法を選べることにより、虫歯や歯周病が再発するリスクが保険診療に比べて低い傾向にあります。

さらに、集中的に治療期間を設けることで短期間で済ませられるなど、患者のライフスタイルに合わせた柔軟な治療計画を立てることができます。

しかし、自由診療では使用される金属や薬剤などは保険診療の物に比べて高額であり、治療方法も医師に高い技術が求められるケースも。

海外で評判の良い素材や治療法でも日本で保険診療の範囲外である場合も多く、治療費用が高額になる傾向にあります。

◆歯科治療についてお悩みがあれば村上歯科医院へ

保険診療と自由診療には、使用できる素材や治療方法、かかる費用などに違いがあるため、それぞれのメリット・デメリットを把握してから選択しましょう。

東京都板橋区や東武練馬で歯医者をお探しの方は、ぜひ村上歯科医院へご相談ください。